今回は、私が大切にしている「穏やかでいられる考え方」について、自分の頭の整理も兼ねて書こうと思います。
私はここ数年、タイトルの通り「人に期待しない」ように心がけています。
なんだか冷たいように聞こえますが、これは決して「信頼しない」のではなくて、あくまで「期待しない」だけです。
なぜなら、人間関係のストレスの大部分が「他人に期待していること」が理由で発生しているらしいので・・💦
確かに、期待していてその通りにならなかったときのがっかりって、結構ダメージになるんですよね。
例えばですが・・
”ジョエル・ロブション”へ行って、すぐにコートを預かってもらえなかったり、椅子を引いてもらえなかったら、どう思いますか?
こちらからお願いするまでオーダーを聞きにきてくれなかったら、どう感じますか?
がっかりして残念な気持ちになりますよね・・。
これが、ファミレスだったらどうでしょう?
ファミレスでコートを預かってもらえなくても、椅子を引いてもらえなくても、何とも思わないですよね?!
オーダーが決まったら、「すみません」と何の疑問もなくスタッフさんを呼びますよね?
これはファミレスに私達がそこまでのサービスを期待していないからです。(ファミレスを否定している訳では決してありませんよ!!笑)
ジョエル・ロブションとファミレスではレストランとして期待する役割が違うので、当然です。
これは極端でファミレスにかなり失礼な例ですが(笑)
人は「こんなに落ち込んでいるのだから、優しく接してもらえるはずだ・・」と期待しているときに優しくしてもらえなかったら「私の気持ち何も分かってくれていない・・!」と、とっても悲しい気持ちになります。
「仕事を沢山こなして疲れているのだから、気を使ってもらえるはずだ」と期待しているタイミングで新しい仕事をふられると「私はこんなに忙しいのに、何で?!」と、イライラしてしまいます。
私自身も意外と他人に「自分のために何かしてくれるだろう」と期待しがちだなって気づいたんです。
ですが、自分の思っていることを100%理解してもらおうなんて難しい話なのです。
私がこれを強く感じるようになったのは、夫と住み始めてからでした。
一緒に住み始めた頃、「今日は先に帰っているんだから、もちろん洗濯物は畳んでくれているよね・・?」とか「普通、こうしてくれているよね?」と思っていたことがされていないと結構なダメージを受けて疲れていました😅
信頼していた夫だからこそ、過度に期待をし過ぎてしまっていたのかもしれません。
夫に限らず他の対人関係でも、相手への期待度と現実とのギャップに疲れてしまっていた時期がありました。
他人に期待すれば期待するほど、腹を立てることも増えてしまっていたのですね。(これをズバっと指摘してくれたのも夫ですが。笑)
そこから私は「人に期待し過ぎない」練習を始めました。
「こうだったら良いな」くらいは思うことはありますが、「こうしてくれているはずだ」とか、「普通こうするよね?」とか、自分の理想を相手に押し付けてしまっては相手も可愛そうだと思うようになりました。
そもそも「普通」なんてものは、存在しないのかもしれないですね。自分が普通じゃないのかもしれないですし(笑)
プレゼントもそうで、「これをプレゼントしたら、喜んでくれるに違いない!」という選び方よりも「自分が相手を思ってこれをプレゼントしたい!」という気持ちで選ぶようになりました。
そう意識していくうちに、期待以上のことをしてもらえた時の喜びが、とっても大きいことに気づきました。
先日、私が仕事でバタバタと家を出たとき。散らかった雑誌が気になってしまい「帰ったら片付けないと〜笑」と出ていったのです。
そして帰宅すると、雑誌が綺麗にマガジンラックに並べられており、おまけに掃除機までかかっていました。
夫に片付けて置いてもらおうなんて期待していなかったその時は、「最上級のありがとう」を感じて優しい気持ちになりました。笑
この「期待しない」というのは、「ビジョンを持たない」や「相手を信頼しない」とは全く違うので、その辺りは注意をしなきゃなと思っています。
あくまで他力に「期待しない」のであって、「こうなりたい」というビジョンを持って生きるのは凄く大切だなと思いますし、大切な人を信頼して無条件の愛を与えられる人になりたいなと。
あくまで素人個人の考えをまとめたので・・読みづらい部分もあるかと思いますが、すみません💦
読んで下さった方の何かを感じるきっかけになれば非常に幸いです♡
お写真は去年の旅行で宿泊した「ヴィラアイルバリ」です。
最高過ぎて、人生でもう一度宿泊しに行きたい場所です!!
現実に戻って、お仕事頑張ります(笑)